外資系新卒というブランディングもあと1か月で無くなってしまう、外資系ふっくいです。
3月に入って23卒の就職活動も本格化してくるということで最近OB訪問の申請数もかなり増えてきました。今回は良く聞かれる学生時代頑張ったこと、通称”がくちか”の基本的な書き方や、自分が就活生の時に意識していたポイントについて書いていきたいと思います。
あくまで外資系ふっくいが思う”がくちか”の書き方・ポイントなので、100%正しいってわけではありませんが、就活支援団体とか、OB訪問アプリで100以上のES添削をしてきた中で感じたことを伝えられればと考えています。
”がくちか”は何を見ているのか??
まず、企業は何故ESで”がくちか”を書かせるのかについてです。これは2つあると思っています。
①何に興味があるのか、頑張れるのか
大学時代は学部生なら4年間、大学院生なら6年間もあります。この時間は基本的には自分で自由に使える期間で、その時間を何に使ったのかを企業側は知りたいのです。バイトでも勉強でも部活でも、なんでも良いですが自分で選択して活動をしてきたはずで、そこは興味があったり頑張れる部分なはずです。
次に、どこに興味があったのか、何故頑張れたかについてを知りたいです。ここがポイントで、多くの就活生は頑張った事実しか書いていない人がめちゃくちゃ多いです。大学時代にやっていたことを社会人でもそのままやることはほとんどないので、大学時代に頑張ったことのモチベーションを伝えるのがまず必要です。
「お金をもらえなくても続けられること」と「お金がもらえても続けられないこと」が人によって違うので、自分で考えるしかないかなと思います。
②話の分かりやすさ
がくちかは、ESでも提出していることが多いですが「400文字」や「1分」で簡潔に説明ができるかどうかも見られています。面接の流れとして自己紹介⇒がくちかということが多いので、話の第一印象がここで決まります。その中でも一番大切だと思うのは「分かりやすさ」です。基本的な部分なんですが、OB訪問で模擬面接とかをしたら、30%くらいは内容が理解できないことがあります。この時点で結構イメージがマイナススタートになってしまうので気を付けましょう。
1分間ではそこまで複雑な内容を離す必要はないので、英語でよく使われる5W1Hを使って簡単に説明が出来ればOKです、細かい内容は面接官の方が聞いてくださるので心配は不要です!
ふっくいが使っていたがくちかストーリー
①WHEN・WHAT(成果)
大学4年生のシアトル留学中に、WEBメディアを運営しPV数を月3000⇒10000まで伸ばしました。
②WHAT(内容)
シアトルで働く日本人の方に「働くとは」や「働き方」などのインタビューを行い、それを記事にして海外で働いてみたいと思っている日本の20代に発信しました。
③WHY(目的)
日本にいる時は知れなかった情報を自分は知ることが出来て、選択肢が増えたのでより多くの人に情報を伝えたいと思ったから。
④How(方法)
記事数を増やす⇒インタビューのアポ数を増やす⇒遠征を行い1日に4件のインタビューを実施。
1記事あたりの閲覧者を増やす⇒ファンを増やす⇒SNSを使った発信、クラウドファンディングを用いたコミュニケーション
⑤How(結果)
月3000PV⇒10000PV
ざっくり書くとこんな感じです、困難とか方法の詳細とかは質問が来るので、概要だけまとめて1分で話すことができるように準備をしていました。
がくちかを制するものは就活を制す
テーマにもある通り、がくちかはどの企業の面接でも聞かれました。自分の入った会社では80%以上ががくちかについての質問だったくらいです。そのくらいがくちかについて準備したり考えることは大事なので、もう本選考が始まる23卒はエピソードが分かりやすいか?アピールできるか?をもう一度考えましょう。
24卒以降もそろそろインターン等が始まると思うので、自分が学生時代に何をやってきたかを考えてみるのがおすすめです!
次回は自己分析、会社分析について書きたいと思います。なんじゃそれ?って人は色々就活サービスあるので一回使ってみてくださいね!
自己分析(自分に何が向いてるか分からん、、って方向け!)