謎のタイトルからスタートしましたが、ドラゴン桜2めちゃくちゃ面白かったですね、自分もハマってしまいました、偏差値がそこまで高くない高校生が、勉強法と環境を変えることで東京大学に合格するというサクセスストーリー、毎週テレビの前びくぎ付けになっていました。
前インベスターZについての記事も書きましたが、作者の三田紀房先生は本当に天才だと思います。
なので、エンタメとして「ドラゴン桜」や「ビリギャル」はすごく好きですし、勇気をもらえる素晴らしい作品だと思いますが、実際本当に東京大学を受験するとなったら、現実的に再現性は高いのか?と疑問に思ってしました。
世間でも「東大生の思考」「京大式勉強法」等も流行っていますが、現実問題、京大・東大に入ることや、東大・京大の勉強法は多くの人にとって難しいと思います。東大受験を応援するTV番組などたくさんありましたが、ほとんどの人が不合格になってるのです。
阪大生思考~一般人がコツコツやって受かる~
今回このnoteを書こうと思ったのは、京大・東大は無理でも、阪大なら平凡な一般人でも手が届くし、再現性も高いと感じたからです。阪大・京大・東大を比較しようと思ったのは、国公立で都会にあり受験難易度的にも丁度良いと思ったからです。
大阪大学なら合格すること、また合格するための”阪大生思考法”ならだれでも真似することも難しくないんじゃないか?と昔から考えていました。
第一弾:阪大・京大・東大について
第二弾:部活動と勉強のお話
第三弾:大学の目的のお話
第四弾:阪大の特徴のお話
4つくらいに分けて、今回はまず第一弾として、東大・京大・阪大に入りやすいのはどんな人なのか?と感じた原因について書いていきたいと思います。
阪大と東大&京大の違い
調べてみると、阪大・京大・東大でも結構合格者の間にも差がありました。そして、阪大を勧めるポイントの一つとして、公立高校からでも入りやすいというデータがありました。
私自身が小中高と地元の公立に通い、家庭も貧乏でも金持ちでもない、普通の家の子供で育った。こんな感じの人が大阪大学、いや日本人の多くじゃないだろうか?
そこで阪大・京大・東大の合格者の出身高校について調べてみた。(☟の図の設置の欄で空白は公立高校)
(参照)大学通信ONLINE
阪大合格者数順高校一覧
京大合格者数順高校一覧
東大合格者数順高校一覧
阪大:上位14校中公立13校、私立1校
京大:上位14校中公立7校、私立7校
東大:上位14校中公立2校、私立11校、国立1校
という結果になりました。こんなにハッキリと違いがでるとは思っていなかったので驚きですが、3つの大学で公立高校出身者は阪大が90%以上、京大で50%、東大は20%以下という結果になりました。
公立高校と私立高校の違い
①お金の問題
「私立高校出身の方が東大に行きやすいなら、私立高校に行ったほうが良い!」って思う人は多いかもしれませんが、そこにはお金の問題が立ちはだかります。(図:保険チャンネルから引用)
公立高校だと3年間でも学費は90万円弱ですが、私立高校になると200万円を超えてきます、3年間で120万円の差は大きいですよね。そして次が東大生の親の年収分布になります。
950万円以上の親が60%以上!
やっぱり東大合格とお金については大きな相関関係がありそうです、、
②環境の問題
お金の問題もありましたが、一番大きな問題はこの「環境」の問題じゃないかと思います。これは周りがみんな東大にいく環境なら「自分も東大に行こう!」と思うし、阪大が多いなら「阪大に行こう!」と考えるということです。
自分の高校は大阪だったこともあってか、阪大・京大に行こう!って人は多かったですが、東大志望者は毎年1人いるかどうかでした。今思うと何で東大は選択肢から外してしまってたんだろう、、って思います。
1人が東大に受かると、次の年に自分もあの先輩みたいに!と考えて東大を受験する生徒が増えるという現象も過去には多くあるみたいです。
これは受験以外でもそうですが、自分の所属している環境によって選択肢は決まってしまうということです。自分がどこに所属するかってめちゃくちゃ大事だなって今書いてても思います。
今回のまとめ
今回はまず阪大・京大・東大についてと、合格者の高校出身別について見ていきました。
そうなんです、東大はお金面も環境面でも厳しいことが多いのです。しかし、阪大ならその両面をクリアできるんじゃないか?ということで今回「ドラゴン銀杏~一般人こそ阪大へいけ~」というお題にしたのです。
次回は部活動など学校生活と受験を考えたうえで、阪大がおすすめな理由を書いていきたいと思います!今回も最後まで読んでくれた方はありがとうございました!